自衛隊機墜落から1年 犬山市入鹿池の水質は基準内 不安抱えた農家も安堵の「一等米」と再発防止への願い (2026年5月14日)
May 14, 2026•Channel
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愛知県犬山市の入鹿池に自衛隊の練習機が墜落し、自衛隊員2人が亡くなった事故から、5月14日で1年です。現場で影響を受けた農家の今を取材しました。
記者:
「2025年5月14日、航空自衛隊小牧基地を飛び立った航空自衛隊の練習機1機が、離陸直後に犬山市の入鹿池に墜落しました。現場では自衛隊や消防によって捜索活動が行われましたが、事故から9日目に乗っていた2人の隊員の死亡が発表されました。防衛省は回収した部品の分析をして、事故原因の解明と再発防止策を検討しています」
事故直後に懸念されたのが、墜落した機体から池へ漏れ出した油や有害物質による水質への影響です。入鹿池は周辺の田んぼに農業用水を供給する水源で、防衛省は「人の健康や水質に影響を及ぼすレベルではない」と説明しました。
当時は田植えを目前に控えた時期。農家からは「調査の結果が出るまでは不安が残る」といった声も聞かれましたが、その後の水質調査で基準値以内と確認され、農業用水の供給は予定通り行われました。
寺澤直也さん:
「知り合いに飛行機が落ちたって聞いて知った。もう驚き。うそ、本当にって言葉しか出てこなかった」
事故当時を振り返るのは、コメ農家の寺澤直也さんです。寺澤さんは、2キロほど離れた場所にある入鹿池から供給される水を使って、コメを作っています。2025年9月から10月には、池の水を使って作ったコメを100トンほど収穫しました。事故当時は水質への影響が懸念されていましたが…
寺澤直也さん:
「土地改良区の職員が抜き打ちで水質を測っている。水質がどうか聞くと、毎年通りの数値と言ってくれている」
コメの品質には事故による影響はなかったと話します。
寺澤直也さん:
「品質はコシヒカリはすごくよかった。愛知県は一等米がだいぶ少なかったが、出荷して、検査したコメは、全部一等米だった。愛知県が毎年コメの生育を管理して、収穫して、イネ自体に危険なものが入っていないか検査をする。それも大丈夫だった。」
1年間を振り返って寺澤さんは。
寺澤直也さん:
「オイルフェンスを設置するのと自衛隊も来てくれたので、土地改良区と自衛隊が品質を守ってくれた。そうやってできたものは大切に、国民のみなさんがごはんを食べられるようにコメを作っていきたい」
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