J1鹿島が初の特別列車 神栖
May 6, 2026•Channel
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サッカーJ1鹿島アントラーズは6日、水戸ホーリーホック戦の「茨城ダービー」に合わせた特別列車を初めて運行した。鹿島臨海鉄道貨物駅の神栖駅(神栖市東深芝)から鹿島サッカースタジアム駅(鹿嶋市神向寺)までの約10㌔区間を、ほぼ満席となる約200人のサポーターらを乗せた「赤い列車」が田園地帯を駆けた。
特別列車は同クラブの「サステナビリティ方針」に基づいた取り組み。神栖駅に設けた約100台分の無料駐車場に自家用車を駐車し、鹿島サッカースタジアム駅へ向かう「パークアンドライド」方式で運行し、渋滞緩和や二酸化炭素(CO2)削減につなげる。
同鉄道やアントラーズビジネスクラブのほか、県と大洗鹿島線沿線の5市町で構成する「大洗鹿島線を育てる沿線市町会議」が協力し実現。4月に実施した乗車募集には、定員の5倍に当たる約1千人からの応募があった。
この日午後2時ごろ、アントラーズのエンブレムなどが描かれた記念ステッカーを受け取ったサポーターらは、神栖駅に到着した列車に専用タラップを使い乗車。千葉県香取市から訪れた木村早織さん(17)は「車で移動すると、帰りが渋滞で大変。普段は乗れない区間の景色も楽しみ」と期待を膨らませた。
特別列車内は、ユニフォーム姿でマスコット「しかお」の縫いぐるみを抱くなどしたサポーターらが赤く染めた。それぞれ車窓からの風景をゆったりと眺めたり、動画で撮影したりして、片道約10㌔の25分ほどを満喫した。
神栖市波崎の会社員、安藤裕一さん(57)は「普段は車でスタジアムへ行き観戦しているが、駐車場が混み合うため帰宅まで約1時間かかる。渋滞緩和になるので続けてほしい」と話した。千葉市の小学3年、安藤聖真さん(8)は「(貨物列車の)コンテナを近くから見られて楽しかった」とほほ笑んだ。
鹿島アントラーズFC、行政連携グループの松田慧吾マネジャー(40)は「往復便の利用で、CO2排出量は(同区間の車利用と比べ)約8割抑えられる。今後は『パークアンドライド』の定常運行を検討するほか、県南や県央地域からの直行バス利用も促していきたい」と話した。
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