小学校の小さな売店 半世紀の歴史に幕 85歳の店主と小学生”涙のお別れ会” 福岡県北九州市
Mar 4, 2026•Channel
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福岡県北九州市の小学校で、半世紀にわたって文房具などを販売してきた校内の売店が、3月で営業を終了することになりました。
4日、お別れの会が開かれ子どもたちが85歳の店主に感謝の言葉を伝えました。
文房具や名札、体操着も販売
北九州市小倉南区にある全校児童およそ480人の沼小学校。
この学校には朝、子どもたちが集まる場所があります。
RKB 西尾健佑記者
「学校の階段の隣には文房具などが並んでいますが、実はこちら売店で中には体操着もあります」
午前7時半から約1時間営業している校内の売店です。小学生
「鉛筆」
店主 中村葉子さん
「何がいい?」
店主 中村葉子さん
「はいどうぞ、はいどうもありがとう」
1975年からひとりで店を切り盛り
店主の中村葉子さん、85歳。
開校当初の1975年からひとりで店を切り盛りしてきました。店主 中村葉子さん
「子どもさんとお話ができるっていう楽しいからですね、売れる売れんに関わらず」
子どもたちとの会話が喜びという中村さん。
半世紀にわたって親しまれてきましたが、3月で店を閉めることを決めました。
「85歳、元気なうちに・・・」閉店の理由
店主 中村葉子さん
「85歳だから元気なうちにやめとこうと思ってですね。本当はまだずっとしたいんですけどね、でもそういうわけにはいかんしと思って」
子どもたちの思い「今までいっぱい買ってきたのでさみしい」
子どもたちも、その思いを受け止めています。小学生
「今までありがとうございました」
店主 中村葉子さん
「いいえありがとうございます」小学生
「バイバイ今までありがとうございました」
小学生
「優しい人でした。さみしい。消しゴム買ったことあります」
小学生
「きょうは何も買いませんでしたけど、今までいっぱい買ってきたので、今までありがとうを伝えたい気持ちです。とってもさみしいです」
小学生
「よく名札をなくすのでそういう時とか、すぐノートがなくなるのでそういう時に買ってました」
店主 中村葉子さん
「嬉しいですね、今までした甲斐がありました。50年間した甲斐が」
歴代校長「みんな知っています」
感謝の気持ちを伝えようと4日、中村さんのお別れの会が開かれました。
校長先生は中村さんの歩んできた歴史をこんな言葉で表しました。沼小学校 横山知子校長
「校長室には18人の校長先生たちの写真がのってます。その校長先生たちみんな中村さんは知っていらっしゃいます。その長い時間この地域の皆さんとともに歩んでくださった中村さんです、ありがとうございました
子どもたちからメッセージカード「声に出ません、嬉しくて悲しくて」
各学年の代表児童からは気持ちを込めたメッセージカードが贈られました。
小学生
「51年間ありがとうございました、僕は鉛筆やのり、名札を買いました、これからも元気に過ごしてください」
最後は全校児童と一緒に校歌を歌います。店主 中村葉子さん
「声に出ません。嬉しくて悲しくて、ありがとうございました。懐かしさばかりでずっと今までのことが思い出され、涙があふれてきました。みなさんと仲良くね最後までやっていきたいなと思っております」
営業は、3月24日まで
売店の営業は、3月24日まで。
半世紀にわたって沼小学校とともに歩んできた小さな売店が静かに幕を下ろします。
詳細は NEWS DIG でも!↓
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2506830