「アルツハイマー病」「加齢によるもの忘れ」違いは?
Jul 13, 2026•Channel
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Published3 days ago
Duration4:08
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アルツハイマー病への理解を深めるイベントが、福岡市で開催されました。認知症の7割を占めるといわれるアルツハイマー病。加齢による“もの忘れ”とは、どのような違いがあるのでしょうか。
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https://news.ntv.co.jp/n/fbs/category/life/fsa660eb2c3ae04b51a7e7743755e4f21d
福岡市博多区のららぽーと福岡で4月、アルツハイマー病の啓発イベント「年のせいじゃない“もの忘れ”展」が開かれました。
アルツハイマー病は、脳内にアミロイドβ(ベータ)というタンパク質が異常にたまり、記憶障害などの症状が出る病気で、認知症のおよそ7割を占めるといわれています。
福岡県内で、アルツハイマー病患者はおよそ3万6000人いると報告されています。
根本的な治療法はないのが現状で、軽度の人に向けては進行を遅らせる薬が開発されています。
いち早く症状に気づくためには、一体どうすればいいのでしょうか。
アルツハイマー病の症状と、加齢による“もの忘れ”には、違いがあるといいます。
■久留米大学 高次脳疾患研究所・佐藤守 医師
「例えば、昨晩は何を食べましたかと聞いた場合、『魚とみそ汁とご飯と、あと一品何だったっけ』みたいなことは、体験したことの一部を忘れているということで、正常範囲の“もの忘れ”である可能性が高いです。一方で『いや、ご飯なんか食べていない』のように、体験したこと(すべて)を忘れてしまう場合には、強く認知症を疑う所見になると思います。」
会場には、パネルで作られたアルツハイマー病の初期症状を疑似体験できる部屋もありました。
■森野里奈記者
「認知症の症状が生活の中にどのように現れるかが分かるブースです。バッグの中にリモコンが入っています。このような行動も症状の一つであると言われています。」
こちらは、アルツハイマー病患者の冷蔵庫をイメージしたものです。
中に入っていたのは、財布です。
本来とは異なる場所に物を入れてしまうことも、症状の一つだと言われています。
また、アイスを冷蔵で保存したり、同じ商品をいくつも購入したりしている場合も、アルツハイマー病の可能性があるということです。
■佐藤医師
「(アルツハイマー病は)脳が萎縮する形で現れます。萎縮して小さくなった脳細胞は、もう元に戻らない。趣味や生きがいを持っている方が、認知機能が保たれやすい、 認知症になりにくいという報告もありますので、生きがいみたいなものを見つけていくことも大事になってきます。」
佐藤医師は「不安があれば、まずはかかりつけの医師に相談してほしい」と話していました。
ところで、理化学研究所は4月、アルツハイマー病を発症させたマウスの認知機能を改善させることに成功したと発表しました。どういう仕組みなのか、見ていきます。
人間の脳は、胎児や子どもの頃にたくさんの神経細胞を作り出し、発達していきます。
しかし、大人になると、新しい神経細胞はほとんど作られず、休眠状態になります。
今回、研究チームは、胎児期の脳に現れる遺伝子を活性化し、老化細胞で現れる遺伝子を抑制する人工遺伝子を作製しました。
これをアルツハイマー病を発症したマウスの脳へ注入したところ、アルツハイマー病の原因物質アミロイドβが減少し、脳の細胞が若返り、認知機能や短期記憶が回復していることが確認されたということです。
今後、ヒトへの応用に向けた研究を進めることで、アルツハイマー病の新たな治療法の開発が期待されています。
※FBS福岡放送めんたいワイド2026年5月1日午後5時すぎ放送
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