“感激”の発見 海底の洞窟で“カンゲキ”に潜む新種のヨコエビ 南大東島
Jul 14, 2026•Channel
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南大東島にある海底の洞窟で、新種の生き物が発見されました。新たに付けられた名前は「イサジカンゲキヨコエビ」。人が喜んでいるような名前ですが、一体どんな生き物なのでしょうか?
わずかな灯りを頼りに、暗闇を、慎重に進むダイバー。南大東島の海底に広がる水中鍾乳洞「黒の洞窟」。専門的な技術と装備が必要なため、一般の立ち入りは困難な場所です。
この洞窟を開拓し、潜水調査を行った水中探検家の伊左治佳孝さんが、2025年5月、ある生き物を発見しました。
水中探検家 伊左治佳孝さん:
「単純にうれしかったですよね。特に今回、見つけた洞窟も、その場所に入ったのも私が、人類で初めてというか、私が開拓した洞窟だったので」
■眼を持たないわずか数ミリの新種の生物
見つかったのは、体長わずか数ミリのヨコエビの仲間。暗闇の環境に適応し、眼を持たないのが特徴です。調査は、時間との闘いでした。
伊左治さん:
「探せる時間というのが、非常に少なくて、同じ場所にずっととどまっていると、上から砂が、排気の泡があたって、どんどん降ってくるので、そうなる前に探さないといけない。生物なのか、ただの砂が落下してきたものかっていうのが、あの見分けがつかなくなるんですよね」
無数の砂の中から数ミリの生き物を判別して採取する。これは、水中ドローンでは対応が難しい作業です。
■大カンゲキの発見は国際的な学術誌にも掲載
調査は、京都大学と広島大学の研究者と連携して行われ、6月、国際的な学術誌に新種として記載されました。名前は、採取した伊左治さんにちなみ「イサジカンゲキヨコエビ」。この「カンゲキ」、実は、岩や砂の隙間などにすむ「間隙(かんげき)」という言葉から来ているそうですが。
伊左治さん:
「『感激したんですか?』って、みんなに、全員に言われた。でも本当に喜ばしいことだったし。名前もハッピーな感じがするので、そういう、感激できるような、いいことを続けていけたらいいなと思います」
伊左治さんは、南大東島の地下には、まだ知られていない世界が広がっているとして、今後も調査を継続するということです。
2026/7/14(火)
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