ゲームセンターを飛び出した「クレーンゲーム」の世界 コンビニもJA全農も・・・市場規模は10年で2倍以上
Jul 16, 2026•Channel
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Published2 days ago
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ゲームセンターの定番である「クレーンゲーム」。今、大型の専門店も登場していて国内の市場規模はこの10年余りで2倍以上に拡大しています。日本を訪れる外国人観光客にも人気で、身近な場所にも設置が進んでいます。
329台のクレーンゲームが並ぶ専門店
2025年11月に福岡県久山町にオープンしたクレーンゲームの専門店。
広大なフロアにずらりと並べられたゲーム機の数はなんと329台にのぼります。RKB 金子壮太記者「こちらのクレーンゲーム専門店には定番のおもちゃだけでなく、洗剤などの日用品もそろっています」
「多い時は週に2、3回」来る人も
訪れた人「ワイドハイター、3、4回くらいで取れた。実用的なのがいいかなと。週1くらいで来る。取った時の爽快感がいいですね、(毎回)1万円は使いますね」70代の夫婦「週に2,3回多い時は来ます。(狙いは)トイレットペーパー、実用品だし楽しめるからね」
Q.スーパーでは買わない?
70代の夫婦「まあほとんど買ったことない。最近はえらいここのがたまったから。やっぱり取れるか取れないかがいいんじゃない」家族で訪れた人「直方市から山越えてくるから4、50分かけて来て、ここのために。やっぱり取れなくてもお金使ってもね、楽しいから」万代トリアス久山店 紺野考史店長「ファミリー層に合うような、マッチングするような景品は本当に気をつけてというか、意識して配置しています。トイレットペーパーとか洗剤が本当に出ています。遊べるスーパーを目指していて、予定では今後お野菜、果物とかも入れていこうかなっていう戦略ではあります。」
10円で遊べるエリア
子供たちに人気なのが10円で遊べるエリアです。2歳の子供「いっぱい(とれた)!いっぱいよ。やった!」
Q.これ何?
2歳の子供「イヌさん」保護者「(1プレイ)10円とか30円とかだから、気軽に子供にさせられるから喜んでいます。2週間に1回くらい来る」
市場規模 10年で2倍以上に
日本アミューズメント産業協会によりますと、景品を獲得するクレームゲームなどの売り上げは、2014年度に1794億円でしたが2024年度には4178億円とこの10年余りで2倍以上に拡大しています。タイトー・広報室 佐々木いつ子さん「クレーンゲームの中でしか手に入らない限定デザインや、市販のものよりも大きなぬいぐるみが出るということで、やっぱりその辺も人気があるかなと思っています。ユーチューバーとかが結構クレーンゲームで遊んでいただいたりってこともあるので、その辺でクレーンゲームの人気が伸びてるのかなとは思います」
なぜコンビニに? 観光客にも人気のクレーンゲーム
ブームの波は私たちの身近な場所にも押し寄せています。
RKB 金子壮太記者「行け!・・ああだめだ、実はクレーンゲームが設置されているのはコンビニの中なんです」福岡市博多区のローソン博多店では、2024年11月から店内の空きスペースに小型のクレーンゲームを設置しています。
この日、熱心にアームを動かしていたのは海外からの観光客でした。香港からの観光客「難しい」「モンチッチ?有名です」
Q.コンビニにクレーンゲームは?
香港からの観光客「面白くていいね」中国からの観光客「中国にもクレーンゲームはありますが、コンビニにはありません。ゲームセンターで遊ぶのが一般的です。でも日本はコンビニにもあってこっちの方が身近で人気があると感じます」ローソン博多店 伊藤優店長「ここには雑誌のコーナーがありました。それが無くなったタイミングで空いたスペースにということで、こちらが導入されたという形です。外国人観光客がホテルに帰られる前に立ち寄られことが多いので、夜間は外国人の方が多くゲームをやってます」
全国の約1300店舗に導入
ローソンでは2024年からクレーンゲームの設置を進め導入店舗は現在、全国でおよそ1300店舗、福岡県内も50店舗まで広がっています。ローソン・エンタテインメントカンパニー 山口ゆみさん
「観光客の方、インバウンドの方が想定以上に遊んでくださっている、楽しんでくださっているというところもかなり牽引しているので、そういった意味でも売り上げは非常に好調です。今の弊社のクレーンゲームに関してはお店の空いている場所を活用するというところが一番の目的としてあります」
スマホで「オンラインクレーンゲーム」も
クレーンゲームの進化は店舗だけにとどまりません。
スマートフォンの画面越しに遠隔操作する「オンラインクレーンゲーム」も今、人気を集めています。アプリ上で、アームを操作し景品を獲得すると、後日、自宅に本物が配送されてくる仕組みです。
中にはこんな景品も・・・
博多和牛、佐賀和牛、熊本のあか牛も景品
JA全農ミートフーズ九州営業本部 砂場雄大センター長
「クレーンゲームは3種類ほど精肉の製品を出していて、現在は博多和牛、佐賀和牛、熊本のあか牛の3種類の切り落とし商品を提供」しています。注文がすごく多くなってきています。1つの商品ではなくて、中には何個もゲットされる方がいて、同じ方に3つ4つ同時に発送することもよくある」4年前にオンラインクレーンゲーム市場に参入したIT企業の「DMM」は、JA全農が運営する産地直送の通販サイト「JAタウン」と連携し、野菜や果物、加工食品などおよそ60品を景品として発送しています。JA全農・eコマース事業課 中山陽介さん
「DMMオンクレ(オンラインクレーンゲーム)のメインユーザーは20代から40代というところですけれども、一方でJAタウンのメイン層っていうのは50代以上の方が多いので、双方にメリットがあると考えたところでした。ユーザー層の相互補完が狙いとなっています」子供から大人まで半世紀以上愛されてきた日本のクレーンゲーム。ゲームセンターを飛び出し、独自の進化を遂げています。
詳細は NEWS DIG でも!↓
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2807717