原油価格高騰で名古屋の公共サービスにも影響 市バスやごみ収集車の燃料が入札不調に (26/04/02 15:53)

Apr 2, 2026Channel
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イラン情勢の緊迫化による原油高騰の影響が公共サービスにも広がっています。  名古屋では、4月の市バスの燃料価格を前回の2倍の価格で契約する異例の事態となりました。いったいなぜなのでしょうか。  名古屋市営バスは、全部で約1000台。燃料に軽油を使っていて、1日の使用量は約4万6千リットルと大量です。  通常は年に4回、3カ月分の軽油の価格を入札で決めています。しかし3月、燃料となる軽油の入札が不調となり、4月から3カ月分の軽油が調達できない事態となりました。原油価格の高騰に伴った影響とみられています。  入札の不調となり、4月の1カ月分は業者と直接契約を結ぶ随意契約となりました。そのため購入価格は、1リットル当たり217円(税込み)と、1月から3月までの落札価格と比べて約2倍に。5月分以降の調達方法は検討中としています。  名古屋市では、交通局全体でのコスト削減に努めると共に、燃料確保に全力をあげると説明しています。  影響は市バスだけではありません。  名古屋市によると、3月、市保有のごみ収集車で使用する軽油も入札が不調に終わりました。4月から6月の3カ月分の燃料を調達するための納入業者が決まらなかったのです。  市で保有するごみ収集車は約60台。1カ月で約2万リットルの軽油が必要です。 「(収集作業を)継続するには燃料がないと始まらない。まずは手に入れられる状況が欲しい」(名古屋市環境局作業課 富樫穣 課長補佐)  名古屋市が業者に聞き取りをしたところ、入札に参加したくてもできない事情があったようで…。 「こういうご時世で6月分まで3カ月分の量を調達できる見通しがなかなか難しい。入札には参加できなかったという事情があるようです。価格が高すぎて入札が不調に終わったことは数回あるが、見通しがたたないから不調に終わったことは近年ではなかった」(富樫課長補佐)  4月分の軽油については業者と随意契約を結ぶ見通しですが、短期間の契約となることから単価が上昇。軽油1リットル当たり217円で契約する見通しで、直近3カ月と比べ1リットル100円以上の値上げとなりました。5月以降は改めて入札をかけたいとしています。  生活に必要不可欠な市民サービス。先行き不透明な状況はいつ改善されるのでしょうか。 「ごみ収集は公共の大事な衛生面のインフラだと思っているので、早く落ち着いてもらって、価格もそうだが、調達自体も安定的に供給できれば、名古屋市としても大変助かる」(富樫課長補佐)

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