【イランは殴られたままでは終わらない】元駐イラン大使・齊藤貢/80か所攻撃は"ガス抜き"/中間選挙後は"トランプ無双"の可能性/国葬にモジタバ氏が現れない理由/日本はインフレの覚悟を【1on1】
Jul 9, 2026•Channel
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ビジネスや金融、時代のキーパーソンに話を聞く番組「CROSS DIG 1on1」。
今回はゲストに、元駐イラン大使で関西学院大学客員教授の齋藤貢さんを迎え、「2日連続で起きた米イラン衝突」を読み解きます。
トランプ大統領は「停戦はもう終わり」と述べ、2日続けて報復攻撃に踏み切りました。ただ齋藤さんは、これを「堪忍袋の緒が“半分”切れた状態」と表現し、全面戦争というより、たまった不満の“ガス抜き”に近いと見ています。
次の焦点は、イランが「次にどうやり返すか」です。国葬直後で反米感情が高まるイランは「殴られたまま」では引き下がれず、何らかの形で報復してくる可能性が高い。その報復のやり方次第では、トランプ氏も強硬姿勢を取らざるを得なくなり、衝突が長期化する恐れがあります。とりわけ懸念されるのは、いわば“へっぴり腰の攻撃”が偶発的に米兵の死傷者を出し、トランプ氏が示す「レッドライン」を超えてしまうケースです。そうなれば双方とも引くに引けず、事態は一段と危険な局面に入ります。
また、ハメネイ最高指導者の国葬に後継者とされるモジタバ師が姿を見せない理由については、現在の体制が「革命防衛隊による軍事独裁」化しているため。モジタバ師が表に出ないのは、人気が集まりすぎることを革命防衛隊が嫌うから、だそうです
このほか、「中間選挙後は“トランプ無双”になる」「ホルムズ海峡の“蛇口戦略”とガソリン価格」「日本はインフレへの覚悟をどう持つべき」など、最新の知見と分析をお届けします。
◆出演◆
齊藤貢(関西学院大学客員教授)
一橋大学社会学部卒業、外務省入省。外務省国際情報課長や在アラブ首長国連邦日本国大使館公使、内閣官房内閣審議官等を経て、2012年在タイ日本国大使館公使。2015年駐オマーン特命全権大使。2018年駐イラン特命全権大使。2020年、外務省を退官。専門はペルシャ湾情勢、危機管理。
豊島歩(TBS解説委員)
〈書籍紹介〉
「なぜ米国はイランに負けたのか 」(齊藤貢/文春新書)
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